リンパドレナージュの歴史とは?

リンパドレナージュはどうやって生まれたの?

リンパドレナージュの歴史は、1930年代にさかのぼります。

 

デンマーク人のエミール・ヴォッターという人物が、「リンパの流れが滞っていると、人の体にいろいろなマイナスのことが起きる」ということに気づき、「では、リンパの流れを改善すればよいのでは」と思ったことがリンパドレナージュのはじまりです。

 

この時代から、「体の健康=リンパの流れをよくする」ということがわかりはじめていたのですね。

 

このことから、エミール氏は1936年に「リンパドレナージュ」を発表しました。

 

「リンパドレナージュ」はそのままだと少し解りにくいのですが、「リンパの排出」という意味を持ちます。

 

このリンパドレナージュは、ヨーロッパで少しずつ広がりをみせ、進化していくことになります。

 

現在日本で行われているリンパドレナージュは、日本流にアレンジするなど手を加えたものであることが多いです。

 

特別な道具が必要ないことが、手軽さにつながった

リンパドレナージュのメリットとして、「特別な道具が必要ない」ということが挙げられます。

 

健康を守る方法にはたくさんのものがありますが、何か薬が必要だったり、機器が必要だったりするとそれだけでハードルが高くなってしまいます。

 

しかし、リンパドレナージュではエミール氏が提唱した「リンパの流れを改善できるマッサージ」をしていくので、機器は必要ありません。

 

この手軽さが「自分も学んでみたい」という気持ちに?がり、日本ではリンパドレナージュの人気が高まりつつあります。

 

日本では「美容系」が人気

リンパドレナージュは、もともと医療に対する施術としてエミール氏が考え出したもの。

 

しかし、日本では「美容に効果のあるマッサージ」として存在が広まりつつあり、そちらの方の知名度が高くなっているようですね。

 

現に、リンパドレナージュの存在は「美容」のイメージで浸透しています。

 

ただし、「日本医療リンパドレナージ協会」のように、「リンパ浮腫」の症状を改善するという目的で施術を行い、さらに「リンパ浮腫治療」に対する治療についても保険の適用をすることができるように、署名活動などの積極的な展開を実施しています。

 

このように、医療に特化した活動を行っている団体もあるのです。

 

いろいろな可能性を秘めているマッサージだということが、このことからも解るでしょう。

 

日本の国家資格である「鍼灸師」や、病院で行われている医療とは異なりますが、ヨーロッパで生まれて日本にまで広がったこのリンパドレナージュの可能性を信じたいものです。